自分の子なのに実感が湧かない。それでも、父親になれるのか?
子どもが生まれたのに、どうしても「自分の子ども」という実感が湧かない。
まるで親戚の子を見ているような、どこか他人事のような気持ち。
そんな自分に、「本当に父親としてやっていけるのだろうか」という不安が湧いてくる。
赤ちゃんの泣き声が聞こえても、部屋を分けてしまえばただの“音”として処理してしまう。
でも、それが“冷たい”というわけではないのかもしれない。
第三者目線の父親であるメリットもある
感情に飲み込まれすぎないことで、冷静に子どもの異変を察知できる場面もある。
・体調が悪そうなときに落ち着いて観察できる
・夜泣きの理由を冷静に分析できる
・パニックにならずに、対応策を考えられる
母親は出産を経て“母親脳”に切り替わっていくと言われているけれど、
父親は? 本当に“父親”になっていけるのだろうか?
「変わらない自分」は異常?
育児本には「父親も変わっていく」と書かれているけれど、
正直、実感がない。
「自分はどこか欠陥があるのでは…」と落ち込むこともある。
でも、そんな自分でも、子どもが元気に育ち、笑ってくれたとき、
心から嬉しいと思える瞬間がきっと来る。
まずは、焦らず時間を味方に
今は「父親らしさ」がわからなくても、
子どもと過ごす時間の中で、きっと自然に“父親になっていく”。
焦らなくてもいい。そう思えるだけでも、少し気が楽になる。
「今の自分」を責めずに、時間とともに変わっていけることを信じてみよう。
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