出産前から母乳の味に興味があった私は、妻に「一度飲ませてほしい」とお願いしていました。
初めは恥ずかしいと断られたのですが、私のしつこい(?)説得により、最終的に了承してくれました。
出産後は飲むタイミングがなかなか無かった
実際に出産を終えると、妻は貧血気味になってしまい、母乳を私がもらうことは一時見送り。
その後も息子は授乳のたびにギャン泣き。
妻も体調が万全ではなく、最終的にミルク中心の育児へと切り替えることにしました。
それに伴い、母乳の量も自然と減少。張りも収まり、母乳パッドも不要になってきました。
「そろそろ試してみないと、もう出なくなるかも」と妻と話し、
約束の日の朝、ついにその時がきました(口論や寝落ちで2回延期になりましたが…笑)。
飲んでみた感想:「ぬるくてサラサラ、薄い血の味」
事前にネットで調べた情報では「ほんのり甘い」と書かれていた母乳。
ですが、私が感じたのは「薄い血の味」。
ぬるくてサラサラとしていて、水に血を薄めて入れたような感覚でした。
ちなみに粉ミルクも飲んでいたのですが、こちらは「薄い牛乳のような味」でした。
もしかすると、息子が泣いていたのはこの味の違いに反応していたのかもしれません。
人間ってすごい
味や体調の変化、赤ちゃんの反応。
すべてが連動していることに、不思議さと感動を覚えました。
命をつなぐって、すごいことですね。
する側だけじゃなくて、される側になるとわかる
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